NIB3001とNIB2600徹底比較!違いをレビュー|Nobby by TESCOM ドライヤー

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私が愛用しているNobby by TESCOMのドライヤーには、上位機種のNIB3001と軽量版NIB2600の2種類があります。いずれも商品名は「プロフェッショナル プロテクトイオンヘアードライヤー」価格は約2倍の差がありますが、スペック表だけをみると違いが分かりづらい為、実際に2つの商品を使用したことのある私が、プロの目線で違いをまとめました。
使用する方によって、買うべきモデルが変わってくるので、購入時の参考になればと思います。


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まずはスペックの違いを把握

NIB3001とNIB2600の基本的なスペックをまとめました。
サイズや機能も大きく違う2台ですが、特に大きな違いは文字を赤くしたので、注意してチェックしましょう。
次の章からは細かなスペック違いを解説しています。

上位機種:NIB3001軽量版:NIB2600
デザイン
販売価格17,800円9,980円
カラーアッシュ(白) / ブラックアッシュ(白) / ブラック
寸法高さ / 238mm 幅 / 249mm 奥行き / 95mm高さ / 223mm 幅 / 237mm 奥行き / 87mm
重量800g(本体のみ)540g(本体のみ)
消費電力1300W1200W
スイッチ・風量切替スイッチ「OFF – SET – DRY – SPEED
・温度切替スイッチ「HIGH – MID – LOW – AUTO」
・即冷スイッチ「OFF – ON (LOCK)」
・風量切替スイッチ「OFF – SET – DRY」
・即冷スイッチ「OFF – ON(LOCK)」
搭載イオンプロテクトイオンプロテクトイオン
付属品・ケアドライフード
・セットフード
・スタンド
・クイックコードバンド
・交換用フィルター
・ケアドライフード
・交換用フィルター

デザインは似ているが全くの別物

上位機種のNIB3001と軽量タイプのNIB2600は、デザインはそっくりですが中身は全く別のドライヤーと考えて良いでしょう。
Nobby by TESCOMのドライヤーの売りはプロ仕様の“風速”ですが、具体的な数値は公表されていません。その為、価格には約2倍の価格差があるにもかかわらず、スペック表をパッと見ただけでは違いが分かりづらくなっています。
この記事ではスペックの違いとあわせて、実際に使い比べた私だからわかる違いを解説していきます。

スペックの違いと解説

スペック表を参考に、この2機種の違いを解説します。
スペック表を読んだだけではわからないこと、気づき辛いことを細かく説明していきます。

サイズと重量が大きく違う

もっとも分かりやすいのがこの点です。
NIB2600にくらべてNIB3001の方がサイズが一回り大きく、かなり迫力があります。重量も800gと、NIB3001はドライヤーの中でもかなり大きく重たい部類と言えるでしょう。
実際に持ってみるとかなりの重量感があり、慣れるまで少し時間がかかります。軽量タイプのNIB2600は540gと、一般的なドライヤー程度の重量のため、持っていても特に重量感を感じることはありませが、あくまでも上位機種の”NIB3001の軽量版”という立ち位置なので、劇的に軽いというわけではありません。
※参考:ナノケアEH-NA0Eの重量は580g

NIB3001NIB2600
寸法高さ / 238mm 幅 / 249mm 奥行き / 95mm高さ / 223mm 幅 / 237mm 奥行き / 87mm
重量800g(本体のみ)540g(本体のみ)

消費電力が100W違う

100Wの差なので些細な違いに思えるかも知れませんが、実はここには大きな差があります。一般的な家庭のコンセントの多くは最大1400Wのため、直接コンセントに挿す場合はどちらの機種を選んでも問題ありませんが、一般的な洗面台付属のコンセントは1200Wのものが多いんです!

我が家の洗面台 :1200W

つまり、洗面台のコンセントを使ってドライヤーを使いたい場合は、1300WのNIB3001だと電力が足りないため、NIB2600を選ぶ方が安心です。

NIB3001NIB2600
消費電力1300W1200W

と、ここまで書いておいて恐縮ですが、実は私は1300WのNIB3000 (NIB3001の旧機種)をこのコンセントにつないで、特に問題なく使えています。笑
規定以上の電力を使おうとすると、接続する機器が最高出力を出せなくなる可能性がありますが、(光が弱いなど)蛍光灯が爆発するということはなさそうです。
実際の使用は自己責任にはなりますが、私は壁のコンセントと同じようにNIB3000が使えています。

NIB2600にはSPEEDモードがなく、速乾性に課題

よくみないと気づき辛い点ですが、NIB3001にある“SPEEDモード”がNIB2600にはありません。そのため、NIB2600では強い風で一気に乾かすといったことができません。公式サイトではプロ仕様の風速をアピールしてはいますが、NIB2600のDRYモードの風速は、一般的なドライヤーと大きく差がありません。強い風を期待してNIB2600を購入すると、期待外れになる可能性があります。
一方で、上位機種NIB3001のSPEEDモードは本当にパワフルですばらしく、一度これで乾かしてしまうと、他のドライヤーがおもちゃに感じるほどです。
速乾性を重視する方は、NIB3001を選んだ方が無難でしょう。

NIB3001NIB2600
スイッチ・風量切替スイッチ「OFF – SET – DRY – SPEED・風量切替スイッチ「OFF – SET – DRY 」

NIB2600は温度調整ができず、ヘアケアに課題

上位機種のNIB3001が4段階(HIGH – MID – LOW – AUTO)で温風温度を調節できるのに対して、軽量版のNIB2600は温度調整機能自体がありません。
温風温度を何のために調節するかというと、髪へのダメージをコントロールするためです。

NIB3001は上スイッチの色で温度設定が可能

頭皮に近い若い毛髪はダメージが少なく、比較的高温で乾かしても問題ありませんが、毛先に行くに従って日々のヘアアイロンやカラー、パーマなどのダメージが蓄積しています。
傷んだ髪は水分を逃してしまいやすく、根本と同じ温度で乾かしてしまうと、必要以上に乾かしてしまいパサつきが加速することも。
毛先に行くに従って温風温度を下げて、ケアしながら髪を乾かしてあげることが、美しい髪の維持には重要なのです。
ヘアケアに関心の無い方はNIB2600で良いかも知れませんが、多くの女性はNIB3001の方が魅力的かも知れません。

NIB2600は付属品が少ない

NIB2600にはスタンドと、セットフードが付属していません。
NIB3001に付属しているスタンドは、スタンドにドライヤーをおいたままハンズフリーで髪を乾かせるというものですが、私は一度も使ったことがありません。
これはなくても良いとして、セットフードはブローをしたい女性にはすこし困った仕様かもしれません。

NIB2600をオススメできる人

NIB2600は、デザインのかっこいい普通のドライヤーと言えるでしょう。
速乾力や、ヘアケアを求める方にはお勧めできませんが、デザインはシンプルで非常に上質なので所有感は満たされます。デザインにこだわりのある髪の短い男性やショートヘアーの女性にはおすすめできる商品です。


NIB3001をオススメできる人

NIB3000は基本的にどんな方にもおすすめできる万能ドライヤーです。
風量や温度が細かく調節できるので、ヘアケアにこだわりながら速乾を実現することが可能です。髪の長い女性や、子育て中のママさんには特にお勧めできます。また、NIB3001はグッドデザイン賞を受賞した素晴らしいデザインなので、お財布に余力のある方は迷わずNIB3001を購入することをお勧めします。


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ではまた!

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