
アメトーク2020年末SP家電芸人で紹介されていたテスコムの低温コンベクションオーブンTSF601、最大の特徴は低温調理を含む1台6役のさまざまな機能を搭載しながら、価格がたった14,000円程度という点です。
私はなんとか発売直後に購入できましたが非常に人気の商品で、今も品薄が続いているようです。
価格ドットコムのアワードで金賞も受賞し、まさに2020年を代表するオーブントースターと言ってもいいでしょう。しばらく在庫が安定しなさそうなので、予約して気長に待つのが良さそうです。
低温コンベクションオーブンTSF601の特徴
そんな大人気のテスコム、低温コンベクションオーブンTSF601を1年ほど使いましたので、まずはその特徴をご紹介します。
1台6役のマルチな機能
一般的なトースターは1日平均7分しか使われていないのをご存知でしょうか?
ずっと場所をとっている割には、たいして働いていないんです。
低温調理器やノンフライヤーなど欲しい家電はたくさんありますが、キッチンの広さには限界があるので、なかなか購入に踏み切れないですよね。
そんな悩みを解決し、使われていなかった23時間53分を活用することができるのが、テスコムの低温コンベクションオーブンTSF601です。
これ一台でなんと、1台6役の機能を担ってくれます。

6つの機能
- トースター
- オーブン
- ノンフライヤー
- 低温調理器
- 発酵食品メーカー
- フードドライヤー
どの機能も魅力的ですが、オーブンなのに低温調理器としても使えるなんて不思議ですよね?
何故こんなことができるのか詳しく紹介していきます。
モード設定は5種類、コンベクションファン搭載
モード設定はシンプルで5種類。ダイヤル式の操作で簡単に操作も簡単です。
低温と高温、さらにそれぞれファンの有無でモードが分かれています。よく使うトーストは専用モードが用意されています。

5つのモード
- 高温モード
- 高温ファンモード
- 低温モード
- 低温ファンモード
- トーストモード(温度設定無)
そもそもコンベクションオーブンとは?
一般的なオーブントースターはヒーターだけで加熱するのに対して、コンベクションオーブンであるTSF601には熱を対流させる“ファン”が搭載されているのが特徴です。
ヒーターの熱をファンで庫内に対流させることで、温度を一定に保ちムラなく食品を加熱することができます。
熱風でカリッと揚げるノンフライ調理や、温度管理がシビアな低温調理の際に、このファンが効いてきます。

今までなかった温度設定!35〜230℃

テスコムの低温コンベクションオーブンは、温度設定が35〜230℃と非常に幅広く、低温モードは35〜90℃、高温モードは100〜230℃の温度設定が可能です。
この低温モードがあることで、オーブンにもかかわらず低温調理や発酵調理、乾燥調理といった、さまざまな調理が可能になっています。
低温コンベクションオーブンはジップロックの公認家電になっていて、トースターにもかかわらずジップロックを使った低温調理が可能です。
長時間のタイマー設定が可能
テスコムの低温コンベクションオーブンは、低温モードと低温ファンモードに限り、最大12時間のタイマー設定が可能になっています。
低温調理などでは6時間以上加熱することも多く、この特徴のおかげでさまざまな調理が可能になっています。
また、低温モードは最高でも90℃と火のつかない温度で温度管理がしっかりされているため外出中や寝ている間でも調理をすることが可能です。
電気代も安い!
長時間のオーブンを使用すると考えると、電気代が気になる方もいるかと思います。
低温コンベクションオーブンは、常にヒーターを付けたり消したりしながら省電力で温度を保つので、電気代も割安です。下記が電気代の目安です。
●トーストモード 4分 0.07kWh = 約2円
https://www.tescom-shop.jp/category/KITCHEN_N014/TSF601_C_I.html
●甘酒 低温ファンなし 60℃ 6時間 0.33kWh = 約9円
●ヨーグルト 低温ファンなし 40℃ 7時間 0.14kWh = 約4円
●ドライフルーツ(りんご) 低温ファンあり 80℃ 4時間 0.39kWh = 約11円
●ビーフジャーキー 低温ファンあり 60℃ 6時間 0.36kWh = 約10円
●ローストビーフ 低温ファンなし 70℃ 2.5時間 0.22kWh = 約6円
●ノンフライからあげ 低温ファンあり 230℃ 23分 0.23kWh=約6円
*1kWh = 27円として計算
庫内も広くて満足

食パンが4枚入る広い庫内で、一度に家族全員分の料理が可能です。
一般的な冷凍ピザ(25センチ)も切らずにそのまま入るので便利です。
あとで紹介しますが、コンベクションオーブンで焼く冷凍ピザは絶品です。
気になるサイズもコンパクト

これだけさまざまな機能があるのに、サイズは一般的なトースターと大きく変わりません。
少しだけ奥行きがあるので、置き場が気になる方はその点も注意しましょう。
おすすめの使い方
詳しいメニューの紹介は別記事に譲りますが、ここでは私が気にっている使い方をいくつかご紹介したいと思います。
まずはビーフジャーキーから
COCOCORO大西シェフも絶賛していましたが、なんとビーフジャーキーが家で簡単に作れます。レシピは付属の説明書に書いてありますが、しゃぶしゃぶ用のお肉をならべて塩胡椒をふり低温70℃で6時間加熱するだけです。
これが本当に美味しくて、お酒のツマミには最高です。ビーフジャーキーって買うと高いですが、安いお肉で美味しく作れるのがお財布にも優しいです。
こんな感じで加熱しますが、完成品はすぐ食べてしまって写真無しでしたw

同じような感じで、ドライフルーツ作りも楽しいですよ。

焼き芋、さらにアレンジレシピ
芋のデンプンは、低温で長時間加熱することで糖に変わります。
つまり、焼き芋に最適と言うことです。芋のサイズによっても変わりますが、中位の芋一本を90℃で3時間加熱し、最後に高温210℃で30分加熱するとご覧のような絶品とろとろ焼き芋が完成します。蜜がテラテラしてるのわかりますか?
あまりにも甘すぎます。ぜひ試して欲しいです。

このまま食べるのも最高に美味しいですが、これを低温ファンモードで乾燥させると、絶品干し芋が出来上がります。これも最高。市販のものはもう食べられません。

付属のレシピブックには、焼き芋プリンなんてのも載っています。
これもまた絶品、さつまいも3段活用です。
低温調理でローストビーフ
鉄板ですが、とっても簡単にローストビーフが作れます。
塩胡椒した塊肉の表面を焼き、ジップロックに入れて低温70で2時間加熱。
たったこれだけでこれが出来ます。絶品ですよ。

ピザがめっちゃ美味しく焼ける
コンベクション機能のおかげかわかりませんが、ピザがめちゃくちゃ美味しく焼けます。これ300円くらいの冷凍ピザなんですけど、ほぼピザーラというか焼き立てなのでピザーラより美味しいです。
今まで、レンジのオーブン機能で焼いてたんですけど焼き上がりが全然違います。火力の差も結構ありそうです。うますぎ。

まとめ:全員におすすめできるオーブントースター
テスコムの低温コンベクションオーブンTSF601の機能と、おすすめの使い方をご紹介しました。もしみなさんの参考になったら幸いです。
